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シネマ歌舞伎「廓文章 吉田屋」 [アート]

寒中お見舞い申し上げます。 

つくばエクスプレス線 柏の葉キャンパス駅前

近隣に東京大学などがあるちょっとハイソな郊外です。 

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ショッピングセンターららぽーと内の

MOVIX柏の葉が今日の目的地


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今やチケット購入及び座席選択は自動化されていますね
座席は全体図を見て選べるので便利です。
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シネマ歌舞伎は2100円で歌舞伎の名演が見られます。

今回は事前に映画演劇ライター仲野マリさんの解説付きでした。


「廓文章 吉田屋」

(くるわぶんしょう よしだや)

玉三郎演じる遊女の夕霧は実在した美女。

病に冒され20代で夭折しています。

仁左衛門の役の伊左衛門はフィクションで

お金持ちの放蕩息子が夕霧に惚れ込み

最終的に身請けしてハッピーエンドというストーリー。

平成21年旧歌舞伎座サヨナラ公演で上演されたものです。



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片岡孝夫として長く親しまれた稀代の二枚目スター

片岡仁左衛門[ぴかぴか(新しい)]


映画の冒頭でロングインタビューに答えています。

上方出身で東京へ出てきた頃は端役しかもらえなかったとか。

上方の柔らかさに江戸歌舞伎の型を加え

今や円熟味を増した人間国宝です。



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スーツ姿のあまりのかっこよさにため息[黒ハート]


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若い頃は美男だけどいかにも青二才

こんなに変わるものなのでしょうか


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仲野さんの解説によれば松嶋屋の三男ながら襲名し大変苦労したとか
歳を重ねた今の方が断然男の色気を感じますね^^
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板東玉三郎とは孝・玉時代から50年以上に渡る名コンビ

その玉三郎もインタビューで語っています。

「・・・こういう相手に会えるものではない

離れられるものでもない・・・」

長身の二人が舞台に現れると大輪の花が咲いたよう

あらためて他の作品も見たくなりました。



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 また次回 [ー(長音記号1)]

 

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