ようこそです。
「メトロポリタン美術館展」
国立新美術館で5月30日まで開催中です。
ポスターの作品は17世紀フランスのラ・トゥール「女占い師」
中央の若い男性が怪しげな女スリにかこまれている
ドラマのワンシーンのような絵画です。
小雨の続くあいにくの天気でしたが
平日午前中から人の流れが絶えません。
事前予約がおすすめです。
会場入口には壮麗な美術館の正面の写真
この先は撮影禁止です。
ニューヨークのメトロポリタン美術館が
常設ギャラリー改修工事のため
滅多に見られない作品が目白押しです。
レンブラント「フローラ」1654年
若くして亡くなった妻サスキアがモデルともいわれます。
これを観られるとは
感激した一枚です
ターナーのヴェネチアの風景画は1836年頃の作品
船影が映る水面の輝きと白雲青空のコントラストを
霞にけぶる世界にまとめたお得意の表現が美しい。
こちらはエドゥアール・マネ「剣を持つ少年」1861年
芸術新潮からコピー付き画像を拝借^^;
ゴヤやベラスケス等スペイン画家の影響をうけている
とのことですがタイツのブルーがきいています。
ゴッホの「花咲く果樹園」は1888年作。
この画家らしからぬ穏やかな色調が魅力的です。
ジェローム「ピュグマリオンとガラテア」1890年頃
こちらも芸術新潮の写真。
いわゆるピグマリオンとは作った彫刻が人間になり
恋におちるというギリシャ神話。
映画「マイフェアレディ」の元になった
バーナード・ショーの戯曲でも描かれています。
展示会場ではメトロポリタン美術館の
所蔵作品データがビジュアライズされていました。
下は心和む印象派シスレー1872年の作品。
国立新美術館は黒川紀章設計の全面ガラス張りと
空中レストランが見どころ
三階のフレンチレストランは行列の人気
ポール・ボキューズは2018年に亡くなったリヨンの巨匠シェフです。
ランチは¥2,970でパンと飲み物デザート付き。
メインに鶏肉の赤ワイン煮(コッコ・オー・ヴァン)をチョイス
デザートは特製のクリーム・ブリュレです
グッズの収穫はオリジナルサーモボトルと
輸入物ピンバッジ
THE MET(メット)はメトロポリタン美術館の愛称です。
梅雨入りの予感・・・雨に煙るビルと青山霊園。
(飛行機雲のように見えるのはガラスに映った電灯です)
また次回
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