ｸﾞﾚｰﾄﾏｼﾞﾝｶﾞｰ愛 17話(前編)鉄也よ!!地獄の闇から這い上がれ!!

ようこそです。 

グレートマジンガーはマジンガーＺの続編として

1974～1975年に放映された

永井豪とダイナミックプロ原作

東映動画製作の巨大ロボットアニメーションです。 

 

第１７話は１９７２年１２月２９日に放映されました。

 

ミケーネ帝国では暗黒大将軍と諜報部のアルゴス長官が

仲間割れのケンカをしていた。

「勝手なことをしおって！！」

「だから思うとおりの結果が出ないんだ！！」

 

 

 

 

「静まれ！！」

闇の帝王の雷（いかずち）が下る。

 

  

「同じ目的を持つ者同士がいがみ合うとは

どういうことだ！！」

「ははーっ！！」

 

 

闇の帝王みずから指令を出し

２体の戦闘獣を送り出す。

 

 

  

科学要塞研究所では新年を控え

平和に餅つきが行われていた。

 

 

「♪もいくつ寝るとお正月～

そうだ、ボスにもおすそ分けしてやらなくちゃ」

 

 

（鉄也とジュンは寒くないのかこの格好^^;）

 

 

「シローちゃん、いくわよ！」

 

 

「いつまでも長モチするようにってな！」

鉄也の言葉に「ひえ、しゃれか～」

「クスッ」吹き出すジュン

 

 

「アメリカにいる甲児にも日本のお正月を

送り届けてやりたいものだ」

兜剣造はしみじみ

 

 

 雪の中シローはボスに餅の差し入れを届ける。

今回は季節感がたっぷりでほのぼのムード

 

   

正月用に凧を作っていたボス達は

大喜びでお餅にかぶりついた。

 

 

 

味付けはなくてもいいのかな？

つきたてだからね^^;

 

 

 

そのころ神社ではシローのガールフレンドの白鳥ハルナちゃんが

凧揚げのテストを楽しみに待っていたが・・・

 

 

 

 シローを待っていたハルナは空飛ぶ物体を見つける。

 

 

 

 「おとぎの国のペガサス・・・？」

 

 

 

 

だがそれは戦闘獣キリニア！ハルナちゃんは連れ去られてしまった！

 

 

そうとは知らずシローとボス達は完成した凧を持って

やってきた。

 

 

 

 しかし人形だけがのこされているのを見て

シローは驚く「まさかハルナちゃんは・・・！」

 

 

戦闘獣の攻撃を受けるボスボロット

 

 

 

 

研究所ではジュンに出撃の要請が下る。

「ボスボロットによろしくな！」と鉄也

 

 

 

「フン、あたしはシローちゃんが心配だからいくんですよ」

「グレートマジンガーは真打ちだ、そう簡単には

出ていかれねえや」

  

 

 

 

ほくそ笑むゴーゴンとアルゴス

「あの女の子がいる限り手出しはできまい」

  

 

 

  

ビューナスAが出撃

 

 

 

 

 一方研究所にはハルナちゃんを心配した母親が

 

 

 

シロー「青木ヶ原神社に人形だけ落ちてたんだよ」

「まさかあの戦闘獣に！？シロー、あとは頼む。

ジュンなんかにまかせておけねーや！」

鉄也は出撃に向かった。

 

 

 

 「いったいどうなってるんざますか！？」

ハルナの母親の迫力にたじたじのシロー

 

 

 

 やっと鉄也はグレートマジンガーで参戦する。

「おっ、あそこだな」

 

 

   

 「ジュン！事情があって出てきたぜ！」

「何よ！じれったくなっただけなんでしょう！？」

「そんなことより早くボスを見習ったらどうなんだ！！」

火だるまのビューナスAを抱えて湖にほうり投げる。 

 

 

 

  

「ゴーゴン大公め！ハルナちゃんをどこへやった！！」

「気がついたようだな、戦闘を放棄したらどうだ」

 

  

ジュンとボスは戦闘獣の中身を調べるが

  

  

ハルナちゃんはいなかった・・・

  

  

グレートマジンガーは戦闘獣キリニアを倒す。

  

  

  

  

  

その時鉄也の目に強い光線が飛び込んできた！！

  

   

 

冒頭の暗黒大将軍とアルゴス長官の対決は

戦闘獣と違った迫力があります。

 

年末の放映ということで餅つきや凧揚げなど

日本の季節感が感じられる演出です。

戦闘獣が白いペガサスに見えるなど

ファンタジックな一面も。

はるなちゃんのママもいい味を出しています。

富士山の近くなので青木ヶ原神社とは納得。

 

 

鉄也とジュンのやりとりに

そこはかとなく恋人味が感じられて好きな回です^^

 

（脚本：藤川桂介　演出：山吉康夫　作画監督：森利夫）

   

次回後編へ続きます