青柳いづみこ ドビュッシーコンサート [アート]
ようこそです。
ピアニストにして文筆家の青柳(あおやぎ)いづみこさんの
コンサートに行ってきました。
ドビュッシーの本を偶然読んだのがきっかけでした。
(右は中華のデザートタピオカのココナッツミルク)
昼公演のメインは前奏曲集第一巻全12曲。
いつも手元で聴いていたもので、本には各曲の詳細な解説があります。
タイトルを見るだけで詩的なイメージが浮かんでくるようですね
1.デルフィの舞姫たち
2.帆
3.野を渡る風
4.音と香りは夕暮れの大気に漂う
5.アナカプリの丘
6.雪の上の足跡
7.西風の見たもの
8.亜麻色の髪の乙女
9.とだえたセレナード
10.沈める寺
11.パックの踊り
12.ミンストレル
ドビュッシーの音楽はモーツァルトやベートーベンなどの古典派に対し
印象派絵画的と言われることが多いのですが
むしろ19世紀末に流行した神秘的象徴主義の影響が強いというのが
いづみこ先生の解釈です。
コンサートは静かな「夢」で始まり
途中トークや高橋悠治さんとの連弾あり。
前奏曲12曲を弾ききった後アンコールまですばらしいものでした
会場ではドビュッシーの楽譜コピーや日本に紹介された当時の資料なども展示
気さくな方で直々にCDにサインをいただきお花を渡しました
本もたくさん購入できて大満足
近くのホテル、コンラッド東京で篠田桃紅の作品を鑑賞
夕暮れの帝国ホテルを見ながらお茶して余韻に浸ります。
青柳いづみこの公式サイトはこちらです。
高橋悠治の7月サティコンサートも行く予定^^
また次回