ようこそです。
「ゴッホ展」
(2021.9.18~12.12)
東京都美術館で開催中です。
上野公園内の木々は色づき
人出も戻ってきました。
ル・コルビュジエ設計の
国立西洋美術館は改装中。
今回も撮影禁止なのでカタログより紹介です。
オランダのクレラー・ミュラー美術館の作品が主でした。
写真の乗馬姿はヘレーネ・クレラー・ミュラー。
実業家の夫を持ちゴッホ等の絵画をコレクション、
1938年に郊外の森の中に美術館を開館しました。
※オランダの美術館旅行記はこちらから
こちらはピート・モンドリアンの作品。
オランダ出身ですがパリで活躍しました。
抽象的形態には哲学的な思想があるといわれています。
ゴッホはヒマワリなどゆがんだ植物や建物のイメージですが
展示には、らしからぬ作品が目立ちました。
素描も多くこれは「防水帽を被った漁師の顔」
19世紀後半に流行した”悲しむ人”の主題。
ゴッホはジュール・ミシュレの小説「女」(1863 Paris)
を読んで心理描写を表現していました。
北海に面したオランダの港町スフェーヘニンゲンの魚小屋
一転して明るい花の絵は1887年
パリにいた時代に描かれました。
1888年は南フランスのアルルでゴーギャンと共に暮した時期ですが
前述の港町を訪れ珍しい明るい海の絵を描いています。
左下の赤いサイン(Vincent)も洒落ています。
ゴーギャンとの生活が破綻し失意のゴッホは
1889年フランスのサン・レミの療養院に自ら入院します。
「夕暮れの松の木」はそのときの一枚。
こちらも同時期の絵、複雑な木肌の描写が印象的です。
冒頭パンフレットの糸杉の絵は1890年に描かれています。
同年7月ヴィンセント・ヴァン・ゴッホは銃で自らを撃ち亡くなりました。
グッズ売り場でクリアファイルや図録を購入。
左下円内のノートはパソコンの前に横長に広げられる優れもの
双子のパンダの赤ちゃんがいる動物園は行列でした
また次回
2021-11-29 12:00
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