オペラ座の怪人(2004年アメリカ) [映画]
ようこそです。
ガストン・ルルー原作の「オペラ座の怪人」”The Phantom of The Opera”
アンドリュー・ロイド・ウェーバーの製作・脚本・演出の映画版です。
ここからはネタバレのストーリー紹介
1919年のパリ。オークション会場のさびれたオペラ座で
猿のオルゴールを落札した老紳士がいた。
続いて伝説の惨劇のシャンデリアが出品されると
場面は1870年に劇的に舞い戻る。
劇場ではプリマドンナのカルロッタが主役を降りると言いだし
関係者を困らせていた。
そこで白羽の矢が当たったのは脇役だったクリスティーヌ・ダーエ。
主役の舞台を見事につとめ喝采を浴びる。
楽屋のクリスティーヌのもとに幼馴染のラウルが訪ねてくる。
しかし彼女には歌の指導をするファントムがついていた。
オペラ座の地下の湖の洞窟がファントムの住まいであり歌を教える場所だった。
ある日怪人の仮面をはがそうとしたクリスティーヌに憤るファントム・・・
ラウルはかつてオペラ座のバレリーナだったマダム・ジリーから
ファントムが昔サーカスの檻(おり)に入れられ見世物になっていた過去を聞かされる。
ラウルとファントムの間で揺れるクリスティーヌ。
恋敵は雪の降りしきる父親の墓前で決闘をおこなうも決着はつかず。
オペラ座では新作「ドン・ファン」がクリスティーヌの主役で幕を開けた。
会場には警官がファントムを捕えようと待ち構えている。
気付いたファントムは巨大なシャンデリアを落下させ
クリスティーヌを連れて地下へ逃げる。
みにくい顔ゆえにクリスティーヌへの愛に苦しむファントム。
そんなファントムの仮面をはずした顔にクリスティーヌは
心からの口づけをする。
しかし追ってきたラウルとともに小船で去っていくのだった・・・
再び50年後の場面に戻ると、老紳士は年老いたラウルだった。
クリスティーヌの墓に地下にあった猿のオルゴールを捧げる。
そこにはファントムの持っていた真紅のばらの花も・・・
アンドリュー・ロイド・ウェーバーのミュージカルは
1986年以来世界各地で上演されロングランを続けている大ヒット作。
映画では映像技術を駆使した豪華絢爛な世界を見ることができます。
男爵の称号を得たウェーバーの音楽は美しいというより扇情的。
盛り上がったメロディがトーンを下げずに
さらに高みをめざして竜の様にかけのぼる感じ。
ディスク2には異なるタイプの音楽の対立、クラシックとロックの融合などと分析する
批評家のインタビューもあります。
物語の一方の立役者シャンデリアは
クリスタルメーカー、スワロフスキーに発注されました。
オーストリアのチロル地方ヴァテンスにある本社工場。
ここで特殊な技術でカットされたクリスタルが作られます。
三万個以上のクリスタルが職人の手で付けられました
(シャンデリアはクライマックスで落下し壊されるのですが・・・)
次回はロンドンでミュージカル版を鑑賞
わぉ!イラストでストーリーを紹介!素敵です!
次回のロンドンでミュージカル版を観賞も楽しみです!
ちなみに私はNYでNYに着いたその日に「オペラ座の怪人」を鑑賞して半分以上寝てしまった大バカ者ですwww
by viviriNyoroK28 (2016-01-11 14:40)
ありがとうございます。プロの方の前でお恥ずかしい限りです。私も昔NYで「オペラ座の怪人」を見たかったけれどチケットが手に入らず「キャッツ」を鑑賞しました。
ロンドンではやはり旅の疲れが出てラストでzzzとなりました^^;
by Lee (2016-01-11 23:07)
20数年前に 名古屋の中日劇場で、劇団四季の「オペラ座の怪人」を見ました。すっかりストーリーを忘れていました。映画があるとは知りませんでした。「キャッツ」も劇団四季のを、名古屋駅近くの特設会場で見ました。残念ながら、海外で観劇したことはありません。
by yocchi (2016-01-14 00:55)
劇団四季のものは見たことがありませんが、ロンドンでの観劇は素晴らしいものでした。旅行の際はミュージカル鑑賞をぜひおすすめします。
by Lee (2016-01-14 23:56)