ようこそです。
「大蒔絵展」
日本橋の三井記念美術館で
11月13日(日)まで開催です。
※会期中展示物の入れ替えがあるのでご注意ください
三井記念美術館は旧財閥三井家の収蔵品を展示しています。
蒔絵とは漆などの地に金銀粉や螺鈿(らでん:貝殻の材料)等を配する工芸品。
異素材を使うスタイルはリュネビル刺繍(オートクチュール刺繍)
の技法に通じるものがあります。
こちらは江戸時代の重要文化財「秋野蒔絵硯箱」
月下に桔梗の螺鈿が映える傑作です。
(以下の写真と解説は図録より抜粋しています)
桃山時代、豊臣秀吉の正室・高台院(ねね)の
菩提寺に伝わる見事な小箪笥。
同時代にスペインやポルトガルからキリスト教系「南蛮人」が
次々に渡来。その様子を描いた江戸時代の屏風を展示。
マストの黒人たちが印象的です。
桃山時代の西洋式の箱は螺鈿で埋め尽くされ華やかです。
伊勢物語をモチーフにした尾形光琳の「八橋蒔絵硯箱」
螺鈿の燕子花(かきつばた)の群生にかかる八橋(やつはし)の
大胆なデザインに光琳らしさが感じられます。
下の花弁を簡略化した梅のデザインは「光琳梅(こうりんばい)」といわれています。
蒔絵を使った江戸時代の印籠のコレクション。
なかなかしゃれていますね
現代作家、室瀬和美の作品はりすとどんぐりが可愛らしい。
銀行のある三井本館の荘厳なたたずまい
玄関のライオンはハロウィーン仕様
本館2階のカフェ・ウィーンは落ち着けるスポットです。
本場のザッハートルテとのセットメニューが
おすすめですが値上がりしてショック
ハーフサイズのザッハートルテにはウィーン風カフェオレのメランジェ
また次回
行きましたよ。中には撮影OKなものもありましたね。
by U3 (2022-12-11 21:27)