チャップリン 「街の灯」 [映画]
ようこそです。
チャールズ・チャップリン「街の灯」(1931米)
監督・脚本・製作・主演さらに音楽まで手がけました。
【ネタバレストーリー】
浮浪者の主人公が街角で花を売る盲目の娘に恋をする。
何とか力になりたいと思った矢先、百万長者を自殺から救い
友人になる。しかしシラフになると会ったことさえ忘れられてしまう。
チャップリンはお金を稼ぐためボクシングの試合に挑戦するも敗退。
お酒の入った百万長者から何とか1000ドルの寄付をもらうが
またも酔いが覚め泥棒扱いに。
やっとのことでお金を娘に渡すと
目の手術を受けるよう言い残して逮捕される。
刑期を終え再び街をうろつくチャップリン。
目が治り店で花を売るようになった娘が、めぐんでやろうと声をかける。
手に触れたその時、娘は世話になった紳士の正体を知るのだった。
山高帽子とちょび髭のステッキにだぶだぶズボンのキャラクターは
お馴染みですが、あらためて魅力にあふれた作品に感動しました。
社会の断面を鋭く切り取りながらも、笑わせると同時に
泣かせるという神技を美しい音楽でまとめあげる天才ぶり。
簡単に感想を書くことができず、正直お手上げ状態。
もう少し他の作品も観てみようと思います。
今チャップリンの自伝を読んでいるのですが、
ロンドンの貧しい少年時代から劇団で身を起こし
アメリカに渡って映画で大成功を収める
途方もなくスケールの大きい人生です。
花売り娘との出会いの場面をイラストに描いてみました。
(自伝によれば70秒程のシーンを何度も取り直し5日かかったそう)
初めてスクラッチペーパーに挑戦
トーベ・ヤンソンが「ムーミン谷の冬」で効果的に使っていました
一見ただの黒い紙。これに付属の竹ペンでひっかいて(スクラッチ)いきます。
( 下の色が現れ版画のような仕上がりになる予定。)
下書きをトレーシングペーパーに写し
スクラッチペーパーにかぶせて竹ペンでなぞります。
う~ん、ちょっと見にくいけど
何とか完成しました
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