グレートマジンガー愛 36話(後編)甦れ!!憎しみを越えた愛!! [グレートマジンガー]
ようこそです。
グレートマジンガーはマジンガーZの続編として
1974~1975年に放映された
永井豪とダイナミックプロ原作
東映動画製作の巨大ロボットアニメーションです。
36話の後編です。少女に責められ苦しむ鉄也をよそに再び戦闘獣が出現
「鉄也君、出動だ!」
ボスボロットもやられてしまう
やっと出撃する鉄也の胸にカオリの言葉が突き刺さる。
「あんたなんかジョンの百倍も千倍も
苦しめばいいのよ!!」
「償うんだ。グレートマジンガーの真心がカオリちゃんに伝われば
あの子の心は元のように明るく・・・!」
出撃したグレートマジンガーだったが無抵抗で攻撃を受けている
「どうして鉄也お兄ちゃんは反撃しないんだよ、お父さん!!」
「鉄也君はこのカオリちゃんに償おうとしているんだよ」
「えっ?!」
敵はフードを攻撃してくる。
絶体絶命のピンチ!!
「お兄ちゃん!!戦闘獣に負けないでやっつけて!!」
カオリの叫ぶ声が聞こえた
「わかってくれた!!カオリちゃんがわかってくれたぜ!!」
「おのれ!倍にして返してやるぜ!
アトミック・パンチ!!」
「よかったわ、カオリちゃんが優しい心を取り戻して!」
「悲しみを一つ一つ乗り越えて豊かな人間になっていくんだ。
このことはシローもよく覚えておくんだな」
「はい!」
夕焼けの中、鉄也はカオリをジェットバイで送っていく。
戦闘のプロである鉄也がどうして少女に責められただけで
深く傷ついてしまうのでしょう。
それはやはり家族がいないためふりかかる物事を
自分一人で背負わなければならないからだと思います。
立つ瀬が無いということですね。
(それにしてもカオリという少女は
一人前の自己チュー女性のように残酷でしたね^^;)
雑誌のインタビューで鉄也の声優の野田圭一さんが
彼の内面が出るときはとてもやりがいがあったと語っておられました。
36話は素晴らしい熱演を聞くことができます♡
完成度が高い見応えのある回なのでおすすめです。
また次回
昔の少年向けアニメは熱いですよね。わかりやすさを求めたからかちょっと極端になりがちなところがあります。
多分子供の頃はそういうことで入りやすかったんだろうなと思ったりします。
by たかおじー (2019-06-26 06:36)
コメントありがとうございます。子供向けの企画という制限の中でメカニックやキャラの魅力を引き出す脚本を毎週作る奮闘努力を感じます。制作者サイドにとっても70年代は熱い時代だったのでしょうね。
by Lee (2019-06-26 10:41)
とかく冷たく見られがちな鉄也ですが、ちゃんと優しい一面も。だからこそ魅力的なんですよね。
甲児さやかのスイートな2人に比べてクールな鉄也ジュンのビタースイートな関係は大人ですよね。
いつもストーリーの紹介楽しみにしています。
by Taro (2019-06-27 06:41)
コメントありがとうございます。ビタースイートな関係!ナイスな表現ですね^^やはりこの時代子供向けだったのでラブシーンは描けなかったのでしょう。思わせぶりな表現がかえって色っぽく今なお想像して楽しんでいます。
by Lee (2019-06-27 19:18)