雪の女王 [映画]
ようこそです。
ロシアアニメーション「雪の女王」(1957)
レフ・アタマーノフ監督
ロシア語読みはスニェージナヤ・カラリェバ
アンデルセンの原作は1844年でした。
まずはネタバレあらすじ
カイとゲルダは一緒にバラの花を育てるなかよし。
二人は冬の夜おばあさんから雪の女王のお話をきく。
笑い飛ばしたカイに怒った女王は吹雪をおこす。氷のかけらが
カイの心臓にささって記憶をなくし悪い心になってしまう。
ゲルダは雪の女王に連れ去られたカイを探しに旅に出た。
魔女の花園、舞踊会のはねた宮殿、
山賊の洞穴に迷い込む。
気性の激しい山賊の娘の助けで
鹿に乗り女王のいる氷の国へ向かうゲルダ。
やっと見つけたカイに抱きつくと
ぬくもりで氷がこぼれおちゲルダへの心を取り戻すのだった。
ジブリライブラリー版では特典に宮崎駿監督のインタビューがあり、
映画について熱く語っています。
ゲルダのカイを追う一途さ。そのやさしさに涙を流す山賊の娘。
女性の様々な心を描き切っているのに感動して
その後のアニメ制作の指針になったそうです。
ゲルダのキャラクターは宮崎アニメのヒロインを思わせます。
ストライクのタイプなのでしょうね^^
映像はきれいですがディズニーと比べると地味な印象。
素朴な味わいが魅力です。
もう一つの特典の短編フィルム
「鉛の兵隊」(1970)レフ・ミリチン監督
一本足の鉛の兵隊が人形のバレリーナに恋をするお話。
アンデルセンの童話は、ひとすじなわではいかない展開が待っています。
バレエを踊るシーンや古い街並みなど
映像と音楽が調和した18分の美しい作品です
また次回