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エディンバラ旅行記_4 [スコットランド]

ようこそです。

いわゆるスコッチウィスキーの中で
シングルモルトとは
一つの蒸溜所で作られたものを指します。

エディンバラ城で買った小瓶は
スペイサイド地方のシングルモルトで
甘くふくよかな香りが素晴らしい[ぴかぴか(新しい)]
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おつまみなど無くてもこれだけで
満たされてしまう感じです。
 

3日目①:ウィスキー博物館

宿泊ホテルは旧市街のメインストリート、
ロイヤルマイルのちょうど中間地点にあった。
岩山の頂上にエディンバラ城、
ふもとにホリールード宮殿を結ぶ通りは
距離にしておよそ一マイル(約1.6km)。
 
3日目の朝は上り坂をお城の方に向かった。(写真の手前方向) 
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ところどころにクロースと呼ばれる抜け道がある。
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カシミアショップにはさまれた建物は
17世紀の商人の館、グラッドストーンズ・ランド 
 
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ウィスキー博物館、
スコッチウィスキー・エクスペリエンスでは
見学ツアーが10:40から始まる。(2012当時)
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まだ時間があるので、向かいの
タータン・ウェービングセンターに入った。
グォングォンと紡績機の音がこだまする
吹き抜けの大空間には
往時のタータンを織る様子が再現されていて
周囲の通路から見ることができた。
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10:30にウィスキー博物館の受付に戻ると
10:40のツアーは既に満員だった。
やむなく次の11:00を予約して
ロイヤルマイルを下り、聖ジャイルズ大聖堂の
地下にあるカフェに入った[喫茶店]
 
105_2.png

穴ぐらの様な狭いスペースに
分厚い壁の窓から外の光が差し込んでいる。
教会の地下ということは墓所もあるのだろうか。
コーヒーを飲んだら、三たび
スコッチウィスキー・エクスペリエンスに急いだ。

受付にはアジア人などの観光客でいっぱいだった。
樽を半分にしたような三人乗りのカートに乗りこもうとした時
係が音声ガイドの言語をたずねた。
 
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ちょっと!せめて英語にする気遣いを
みせて欲しかった[むかっ(怒り)]
次の瞬間カートは無情にもゴトゴトと走り出した…
 
 
 105_4.png
 
ヘッドホンから流れるドイツ語のガイドを聞きながら
ウィスキーの製造工程の映像を追って進む。
こうもり傘を手にしたイギリス紳士が
狂言まわしの役割でなかなか面白い。
 
言葉はチンプンカンプンだったが、
良質の水と泥炭(ピート)を用いて樽の中で寝かせることで
芳醇なスコッチウィスキーができるというあらましがわかった。
 
105_5.png
 樽型カートを降りると、女性のガイドから
ウィスキーの種類についてレクチャーを受ける。
一口サイズの試飲コップと、
切り込みの入ったカードが配られた。
 
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スコットランドのシングルモルトは
ハイランド、ローランド、アイラ島、スペイサイドの
4つの地方に大別される。
カードにはそれぞれの特色のフレーバーを
示す写真があり香りがした。
黄:バニラ、緑:レモン、赤:燃える泥炭、青:バナナ
赤のアイラ島のスモーキーな匂いが
強烈に鼻をついた[どんっ(衝撃)]

レクチャーを終えて次の部屋に入った途端、金髪の女性が声をあげる。
「マイ ゴッド!」
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壁一面のガラスケースの中は全てウィスキーボトルだった[ぴかぴか(新しい)]
 
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マニア垂涎のコレクションを経て 
カウンターバーのあるコーナーに出ると、
ここで解散。自分は階下のショップに向かった。
 
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店内にはグラスや栓抜き、コースターなどが充実の品揃え。
おなじみウォーカーズのバタークッキーや、おつまみなどもある。
お土産にシングルモルトのミニボトルセットを買った。
 
molt_set.jpg 

昼すぎにホテルに戻ると部屋に急いだ。
午後は昨日入り損ねたホリールード宮殿に行かなければ。
 
エレベーターの扉が閉じようとしたその時、
朝食の席で見かけた推定90才のご老人が
杖を差し出しガッツリ扉を押さえてくれた[ひらめき]
 
 105_6.png

イヤ~ビックリ[exclamation]
乗り込んで丁重にお礼を言うと、
往年のジェントルマンらしく毅然とうなずいていた。

また次回[ー(長音記号1)]


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